珠算能力検定

数字に強い。日々の生活でも、社会に入っても、必要な能力です。珠算は単なる計算器ではなく、思考の大切なツールです。
電卓が普及すればするほど、珠算で鍛えられた能力が役に立つといわれています。単純な計算なら電卓でも充分。でも、数学的な思考力や集中力、記憶力など、知的センスを磨くためには「そろばん」が効果的です。
その効用が見直され、最近は認知症予防のため介護施設等で高齢者向けの講座が増えています。

〜子供たちの計算力向上に焦点を合わせて珠算検定が変わります〜

商工会議所の珠算能力検定試験は、50年以上の歴史があり、これまで多くの有為な産業人を社会に送り出してきました。かつては就職を控えた学生や社会人が受験者の大多数を占めていましたが、最近では受験者のほとんどを小学生が占めており、社会のニーズや学習環境等も変化しているなど、そろばんの果たす役割は、かつての職業能力としての資格から、数感覚や計算力などの基礎能力を養うものへと大きく変わってきています。

■ 試験の種目・程度および内容

種目 制限時間 程度および内容

1

かけ算 30分 法・実合わせて11けたのもの20題
わり算 法・商合わせて10けたのもの20題
みとり算 10けたの円名数の加算または加減算10題
(1題10口、1題の総字数100字)
2 かけ算  30分 法・実合わせて9けたのもの20題
わり算 法・商合わせて8けたのもの20題
みとり算 8けたの円名数の加算または加減算10題
(1題10口、1題の総字数80字)
3 かけ算  30分 法・実合わせて7けたのもの20題
わり算 法・商合わせて6けたのもの20題
みとり算 6けたの円名数の加算または加減算10題
(1題10口、1題の総字数60字)
乗算 法:かけられる数 除算 法:割られる数
実:かける数 商:割算の答

■ 合格基準

かけ算、わり算、みとり算、の総合得点にて審査します。1級〜6級の満点は300点、7級〜10級は200点とし、1級〜3級は240点以上、4級〜6級は210点以上、7級〜9級は120点以上、10級は60点以上。

■ 段位

準初段 初段 準弐段 弐段 準参段 参段 四段
得点 90点 100点 110点 120点 130点 140点 160点
五段 六段 七段 八段 九段 十段
得点 180点 200点 220点 240点 260点 290点

■ 受験料

●1級/2,300円●2級/1,700円●3級/1,500円
●4〜6級/1,000円●7〜10級/900円
●段位【珠算・暗算】/2,900円●【珠算のみ】/2,500円●【段位のみ】/1,200円

■ 試験に関する注意事項

  • 1.答案記入上の注意事項:答を書き直す場合は、その答の全部を横線で消すか、消しゴムを使って書き直してください。
  • 2.試験中は文ちん、下敷き、指サック、メクール(すべり止めクリーム)等を使用してもかまいません。
  • 3.試験はすべてそろばんを使用してください。

■日本珠算連盟

珠算と珠算教育について調査・研究活動を行うとともに、日本商工会議所ならびに各地商工会議所の行う珠算事業への協力を目的として昭和28年に設立されました。
主な事業は、珠算能力検定試験(4〜10級)、暗算検定試験(1〜6級)、段位認定試験(準初段〜10段)、読上算・読上暗算検定試験(1〜6級)、通信珠算競技大会、珠算名人位決定戦の施行、珠算のPR・研修・認定・優良生徒表彰などを実施しています。